ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

もりの観察会2月 下見

 

 

植物班のMさんと緑地で観察会の下見をしました

雨の合間を縫って、うまく僅かに薄日も射し出してよかったです

 

つくしやふきのとうを探しましたが、まだ早く影も形もありません

オガダマの木にも蕾は見えるけど、まだ開花していません

 

春の兆しを見つけようと探します

 

小さなタネツケバナ

ホトケノザ

ムラサキサギゴケ

コショウノキ 甘い香り

花をつけているのはひとつかふたつでパッとしません

冬ですから仕方ありませんね

 

それでも珍しいものを見つけました

ツチグリ

キノコの一種です

初めて見ました 群落になっていくつもありました

ツチグリは夏から秋に出てくるらしいので、時間が経っている老菌かな

ちょっと突っついても、中からホコリ(胞子)は出ませんでした

 

ハランの実

これも初めて見ました

ハランの花を探したのですが、早かったようで、代わりに実を見つけました

 

小さな柑橘のスダチのようです

もっとないかあちこち探したのですが、3つしか見つけられませんでした

 

調べたら

ハランの実は1年かかって成熟し、

虫などの刺激があると弾けてタネを飛ばすらしい

地下茎で繁殖するので、花が咲いても結実する確率は低いそうです

 

他にも

ハンノキの蕾

地味ですが、樹上は満開で赤くなっていました

ハンノキは春を迎えているようです

明後日は立春ですが、春を迎えている生きものは少ないようでした

 

 

閲覧注意⚠️

 

最後にゴマダラチョウの幼虫を見つけました

幼虫のまま越冬しています

湿ったエノキの葉にいます 
かわいい!

さて、観察会の資料作りにとりかかります!