ソロキャンプと言っても、焚き火仲間2人と一緒で、自分の焚き火台やテントを使ってそれぞれ好きなようにキャンプするのだ
初老のおばさんとはいえ、一応女なので男の人が一緒なのは心強い
朝は快晴で気温も低く、焚き火日和
みちくさとよりみちにてんこ盛りのご飯をあげて出かけた
帰ってきた時はどうなっているかなとちょっとドキドキする
前回キャンプに行ってきた時はよりみちが血尿を出し、顔面神経痛のように右側がヒクヒクして止まらずまだ外泊お留守番は早かった
今回はどうだろう
キャンプ場は広く、木々をうまく利用して自然な形でテントを張れる
仲間のお二人はタープとハンモックで宿泊予定
わたしはお気に入りのバンドックソロティピーを張った
半年ぶりのテント張りは、記憶を辿りながらの作業だったがなんとか自力で張る事ができた
さっそく炊飯をしたり餃子を焼いたりしていたら、そのうち日が暮れてとっぷりと暗闇に
せせらぎの水の音を聞きながら、
パチパチと爆ぜて燃える焚き火の美しさ
風でメラメラと揺れるように光る熾火の美しさ
ああ、やっぱり焚き火はいいなあ
お酒を片手に再びご飯作り
今度はお肉を焼きながら、ゆっくりと過ごす
そのご飯の美味しいこと
冷凍食品だって、インスタントだって高級レストランのように美味しくなる
炊事棟に1匹の白猫がちょこんと座っていた
炊いたご飯と刻んだお肉やチーズをあげるとぺろりとたいらげた
君がいるんなら、キャットフード持ってきたのにねと話しかけながら、1人でこの森で過ごしているのかと思うと、胸が痛む
どこかのみちくささんと違って、慎み深い可愛らしいネコだった
電波も届かないキャンプ場だったので、記事をアップすることができなかった
申し訳ないが、記事だけ打ったのでそのまま翌日アップさせていただいた
まだ電波が届かないところがあるなんて、なんて素敵
強制的に何もできない
ただただじっと火を見つめて過ごす
見飽きない
貴重な時間だ