ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

薪炭林管理2024

 

 

今年も緑地で年に一度の薪炭林管理をしました

里山の環境を維持するために、森を若返らせます

小さな木は子どもたちに切ってもらいます

地元博物館の学芸員が、樹木の種類や年齢、大きさなどを調査したのち

伐採を行います

間伐ではなく、開伐になります

木を切る体験なんてなかなかないと思います

実施4回目となる森では開伐した部分の再生が進んでいて、多様な樹木の芽生えが見られ、嬉しくなりました

開伐した土地には、新しい生き物の訪れ(トラツグミ、ミゾゴイ、オオタカの幼鳥など)も見られ、多様性に向かっている兆しを感じました

伐採されたコナラの木は、椎茸原木として再利用されています

今日も参加者にお土産に採取してもらいました

他の木々は、裁断されて椅子やテーブルになったり、焚き火の燃料になったり、カントリーヘッジを作ったりします

大きな木はチェーンソーで大人が切ります

朽ちた木から越冬中のコクワガタを発見


昔のように炭を作るわけではないのですが

うまく楽しく利用できればいいなと思います

 

人間が作り出した里山は、その環境を維持するには

時代が変化してもそのまま関わり続けないといけないのでした