今年も緑地で年に一度の薪炭林管理をしました
里山の環境を維持するために、森を若返らせます
地元博物館の学芸員が、樹木の種類や年齢、大きさなどを調査したのち
伐採を行います
間伐ではなく、開伐になります
実施4回目となる森では開伐した部分の再生が進んでいて、多様な樹木の芽生えが見られ、嬉しくなりました
開伐した土地には、新しい生き物の訪れ(トラツグミ、ミゾゴイ、オオタカの幼鳥など)も見られ、多様性に向かっている兆しを感じました
伐採されたコナラの木は、椎茸原木として再利用されています
今日も参加者にお土産に採取してもらいました
他の木々は、裁断されて椅子やテーブルになったり、焚き火の燃料になったり、カントリーヘッジを作ったりします
昔のように炭を作るわけではないのですが
うまく楽しく利用できればいいなと思います
人間が作り出した里山は、その環境を維持するには
時代が変化してもそのまま関わり続けないといけないのでした