ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

野草勉強会4月

 

 

キャンプもさることながら、野草好きもこじらせているわたし

春から野草勉強会に参加することになりました

 

日本3大カルスト台地国定公園 平尾台

そこの野草を勉強する会です

 

リピーターが多く、なかなか新規参入が難しい会ですが、今回入ることができました

霧に霞むカルスト台地

参加するメンバーも闊達で元気な皆さん

どなたもまあまあ年齢がいった女性ばかりです

 

ヒトリシズカ

かわいいお花に出会うと歓声をあげてスマホで写真を撮りまくります

その光景はアイドル撮影会と化しています

座り込んだり、地面に寝そべったり
かわいいかわいいと写真を撮ります

撮影会で進まなくなると、講師の先生から

「はい、行くわよー!動いて〜」

とたびたび号令がかかります

講師の先生も84歳と聞きました

植物への想いが強く、大変バイタリティのある方です

 

それにしても さすが平尾台

見た事のない植物と次々に出会います

オキナグサ 絶滅危惧種Ⅱ類

ホタルカズラ 1cmくらいの小さな花

センボンヤリ これも1cmの小さな花

平尾台は、2月から3月の間に野焼きを行います

昔から「まぐさ刈り」と言って、牛や馬の資料にする草を育てるためや病害虫を防ぐために台地を計画的に焼きます

そのため絶滅危惧種の植物や昆虫などが生き残り、生物多様性保全されています

昔はどこでも見られたのに、今は見られないような植物が今だ毎年芽吹くことができ、命を繋いでいます

 

そんな植物たちを先輩方に教わりながら、1年追っていきたいと思います