ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

税理士

 

 

税理士が母の相続について最終報告にやってきました

ネコに挨拶しながら、にこにこ報告を始める税理士さん

結局な話、結構な額の納税になりました

銀行資産より実家の土地と家屋が驚くほどの高価格になっていたのです

 

「きちんと納税しておけば、胸をはっていられます」

と税理士さん

 

当時の土地購入価格から見たら、母の買った土地はものすごい利益を上げているそうです

 

生前父は母に宝石や毛皮をプレゼントしても喜ばないとしょげていました

確かに母は貴金属を付けたがらないし、衣類は質素でした

 

「お母さんが好きなのはね、不動産なんだよ」

と父が言っていました

母は新興住宅地として売り出されたまだ何もない土地をわたしが9歳の時に購入していました

 

家を建てたのはわたしが15歳の時

やっと手に入れた我が家でした

 

でも愛していた家にはトータルで20年程度しか住めませんでした

アクシデントがあり、家を離れなくてはならなかった時、母が泣いていたのを思い出します

 

 

「お母様はきっと不動産の目利きが素晴らしかったのでしょうね」

と税理士さんが母の特殊能力を誉めてくださいました

 

さて、いくらで売れるかしら

地縛霊になってなきゃいいけど