久しぶりにお芝居を観てきました
観たのはミュージカルです
ミュージカルは劇団四季か宝塚しか観たことない
しかも江口のりこって歌ってるの見たことないし
ミュージカルっていうと嘘くさい、芝居くささが濃くなる印象ですが、長塚圭史の演出は複数の歌の掛け合いで、それぞれの感情の露出がうまく出ていて、昂りました
江口のりこも相変わらずのポーカーフェイスで、さすが演技はもちろんのこと歌も上手でした
あっちゃん(前田敦子)もさすが元アイドル、声がのびのび伸びます
汚れ役でしたがでそういうの合ってるというか、上手いですよね〜
生バンドがすごくよかった
それにしても内容が重くてしんどかったです
大阪のあいりん地区で身売りする女たちの話です
戦後生きてきた女性たちがどんなに虐げられてきたのか
男からのひどい扱いと、男の金に縋り付かなくては生きることができない女たちは、辛酸を舐めながらも這いつくばってきたんだと胸が苦しくなりました
カーテンコールで江口のりこが片頬を上げて少し笑ったのが印象的でした