世界体操の予選に行ってきました
決勝はびっくりするほどチケット代(最高4万円)高かったので、予選(4千円)で十分です
大会3日目の今日はいよいよ日本代表が参戦します
東京オリンピックで個人総合、鉄棒で金メダルを獲得した橋本大輝選手やレジェンド内村航平選手をナマで観ることができるので楽しみでした
高齢化が進んでいる街なので、白髪頭が観客席に並んでいます
闘争心を煽るような激しいビートの中、選手が入場します
入場にこの寒いのにピラピラの赤いノースリーブのワンピを着た若い女の子がプラカードを持って先頭を歩きます
すごく違和感を感じたけど、この競技はショーなのだろうか
今のスポーツってこういうノリですよね
まあ、いいや
スポーツ観戦はあまりしたことないのでよくわからないし
競技中も激しい音楽がBGMで流れているし、DJがボクシングの試合の選手呼び出しさながらに選手を紹介します
それでも選手は自分の演技に集中できるんですね
橋本大輝選手はさすが金メダリストだけあって、安定感のある演技を次々と披露していました
内村航平選手がコールされるとわ〜っ!と歓声が上がります
鉄棒の演技が始まると水を打ったように静かに
次々と繰り出される手離しのダイナミックな演技におばちゃんたちの叫び声が響きます(黄色い声ではない)
みんな拝むように手を合わせていました
そして無事着地して大歓声の中手を振っている内村選手
ほっとしたような笑顔でした
わたしの前の席のおばちゃんはハンカチで目頭を拭いていました
採点は3位 不満の声が会場内から漏れました
地元出身だけあって、ご贔屓だね
退場間際に内村選手がタオル?かなサプライズのプレゼントを観客席に投げ込んで、おばちゃんたちの激しいバトルになりました
3人くらいでジャンケンをしていましたよ
でも確かに日本人選手のレベルは高くて、よその国の選手の演技を見ていると尻餅をついたり、落下したりで完璧にするのって難しいんだなって実感しました
コロナ禍の中大会を運営することの実証実験にもなっている今回の競技大会
長時間演技が続くので再入場もありだったのですが、その度にワクチン接種証明、身分証明、チケットと確認されました
スタッフがワクチン集団接種会場の派遣会社だったので、会場運営しているスタッフになんだか親しみを感じてしまいました