ついにこの日が来た
人間の都合で申し訳ないけど、去勢させていただきます
元気いっぱいのオス猫 みちくさ
縄張り意識が強く、いつも外が気になって出せと玄関で呼ぶ
お尻には可愛いタマタマがぷっくり出てきた
くつろいでいる姿も堂々としてきた
力も強いし、よりみちを突き飛ばして獲物に突進していく彼
体重も3.7キロ
まだ5ヶ月だというのに、体はもう大人だ
最近よりみちもその迫力に逃げ回っているし、みちくさもよりみちを組み敷いて、首に噛み付いているのを見かけると、そろそろやばいのかな〜と感じていた
本当は子孫繁栄のために生きることが猫生なのかもしれないけど
時折鼻に入って苦しむ
今日は朝から絶食
水も飲んだらダメと言うので、洗面所でも蛇口でも排水口でも飲むので、フタをしたり、拭きあげたり、ビニールで蛇口を包んだ
不機嫌そうにグルグル言ってる 行ってらっしゃい
さんざんご飯コールがあったが、自らキャリーケースに入っていじけている
うんちも出たし、準備はOK
がんばれよ〜みちくさ
病院に着いて別のケージに入れられたとたん、なぜか凄い声でシャーッとか言い出した
先生もなんで??と言った感じで
「鎮静剤入れますね」と注射をプスリ
そのままサヨナラした
よりみちはオシッコも見てもらったけど、特に心配するものも出ず、食欲も今の体重なら標準だから大丈夫と言われる
痒がるんですけどというと、外耳薬を渡された
わたしって心配性??
伝染病の検査をしますか?(エイズとかウィルスとか)と言われたが、調べたところで何も解決しないのでやめた
そして夕方
みちくさが帰ってきた
痛かったの 辛かったの よしよし
不満そうな声で鳴いている
ケージを開けるとヨロヨロと出てきた
なんだか痛々しい 毛剃りされて小さくなったタマタマ
動きがそろりそろりと緩慢
よりみちが喜んでずっとそばから離れない
ペロペロ舐めて慈しんでいた
わたしが動くとみちくさも着いてくる
しばらくソファでゆっくりと撫でてやると、ゴロゴロ言いながらフミフミをし出す
チュールをあげると満足して眠ってしまった
痛かったの 辛かったの フミフミ
長い1日だったね みちくさ
お疲れ様