ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

おともだち3

 

みちくさが来て、2ヶ月、よりみちが来て、2週間たった

 

わたしにとっても彼らにとっても、濃密な時間が過ぎていってる

みちくさは大人びてきて、前は可愛いく鳴いてわたしを呼んでいたのに、すっかり鳴かなくなった

獲物を狩る様子や、態度も小さいながら獣らしい雰囲気だ 1人遊びも飽きずに遊んでいる

彼はなかなか大人しく抱っこさせてくれない

抱くと、すっと腕からすり抜けていく

抱かれるのは、好きでないようだ

f:id:hitori-jikan:20200704190050j:image彼女の匂いを激しく嗅ぐ

 

よりみちもここでの生活に慣れてきた

彼女は本当に順応性がよい

感染症予防のため、玄関住まいから2階の一部屋を空けて住んでもらった

最初は、にゃあにゃあひっきりなしに鳴いていたが、あまり鳴かなくなった

必要なご飯の時だけ元気に呼んでくれる

ご飯もたぶん前はウエットなご飯だったのだろう

カリカリを舐めたりして、食べにくそうにしていた

が、今はカリカリのみで完食するようになった

部屋に訪れるたびにご飯かおやつをせがんでいたが

あげないでいたら、鳴かなくなった

理解が早い

そして、ドアを開けてもあまり部屋から出ない

 

f:id:hitori-jikan:20200704190227j:imageなんだか捨て猫感が抜けない彼女

 

逆にみちくさが彼女のドアの前でずっとずーっと待っている

わたしを待っているのではない、ドアが開くのを待っているのだ

扉が開くと同時に、ササーッと中に入り込む

よりみちに向かって一直線

匂いを嗅いだり、顔をいきなり寄せてきている 猫パンチをくり出す

ひゃーっと思いつつ、捕獲して部屋を出る

よりみちがポカンと眺めている

 

2階でよりみちが鳴くとすぐにドアの前に行って、切なそうにうろうろしたり、鳴き返している

隔離時間がかえってお互いを十分意識させるのによかったかもしれない

 

 

来週にいよいよ隔離の2週間が終わる

もう何度もニアミスを繰り返しているので、2匹とも存在はわかっている

お互いの臭いのついたタオルを渡すと、ものすごい勢いでクンクン嗅ぐみちくさ

よりみちは少しこわごわ嗅いでいる

 

少しずつ時間をかけて交流させていこうと思っている