ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

両生類産卵祭り

 

 

毎年2月になると始まるこのお祭り

1ヶ月に渡って両生類好きのスタッフが萌えます

 

今年はまとまった雨が降らなく産卵が遅れていましたが

先週恵みの雨が降り

カエルたちの歓喜の大合唱とともに

産卵が始まりました

 

カエルたちの恋の季節です

 

年末のビオトープ作り、泥だらけになった努力の甲斐あって

どの池にも卵が確認されています

f:id:hitori-jikan:20260216092312j:image昨年のビオトープ作りの様子

 

カエルの生態や産卵調査をする講座に参加してきました

 

大人や子どもを連れた家族がたくさんいらしていました

どんなに時代が進んでも

人類は彼らを好み、触りたがります

 

f:id:hitori-jikan:20260216094313j:imageヤマアカガエルの卵塊

f:id:hitori-jikan:20260216094436j:image
f:id:hitori-jikan:20260216094424j:image卵をすくって数を数えます
f:id:hitori-jikan:20260216094442j:image

触ってもらい、なんの卵塊か当ててもらいます

ヤマアカガエルはすくう事ができませんが、ニホンアカガエルはまとまってすくえます
f:id:hitori-jikan:20260216094431j:imageカスミサンショウウオ絶滅危惧種Ⅱ類)
f:id:hitori-jikan:20260216094427j:imageヤマアカガエル(準絶滅危惧種ⅠB類)

見つけたのはオスばかり

メスは産卵したらまた冬眠に戻りますが

オスはメスを待ち続けます

 

目当てのカエルだけじゃなく

ミナミメダカ、ヒメゲンゴロウ、マツモムシ、ヤゴ、ミズカマキリハリガネムシなどがタモにかかります

また頭上ではアオサギが様子を見ていました(カエル狙っているんだと)

 

わたしもタモをそっと入れてすくうと

不思議な生きものをいくつか見つけました

その中から

f:id:hitori-jikan:20260216100109j:imageコバントビゲラの幼虫の住処(中にいる)2枚の葉を綴って住処にしています

f:id:hitori-jikan:20260216100311j:imageインドヒラマキガイ

インドヒラマキガイは小さな巻貝ですが

東南アジア原産の外来種です

観賞魚水槽の苔取りで導入されたそうで

各地の河川で野生化、繁殖力が強く水草を食べることで問題視されています

寒さに弱く冬は越せないそうですが、水が温かいせいか生きていました

ゲンジボタルの餌になるらしいので、蛍にがんばって食べてもらいましょう

 

 

祭りはクイズラリーもやっていて、園内をくまなく回るコースになっていました

結構わかりにくいところにクイズがあったりして、問題を見つけるのがまず大変

f:id:hitori-jikan:20260216104829j:image湿生園の柵にひとつ見つけた!

そして両生類好きのスタッフが作るクイズの難しいこと!

f:id:hitori-jikan:20260216103616j:image

参加賞は可愛い缶バッチでした

楽しかったです

 

緑地は半世紀に渡って一般人が入れない敷地だったため

多様な生きものが保たれ、住処として頼っています

人間が住む街では簡単に見られなくなっている希少な生きものが多く

これまでそれを壊し続けてきた人類は

小さな敷地内で生き続けている生きものたちを保存していかなくてはいけない責任があると思うのでした