ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

うばゆり

 

 

ウバユリ・・姥百合

花が満開になると葉が枯れてくる(歯がなくなる)ので、

姥(うば)に例えてその名がついています

 

ウオーキングコースにこのウバユリがたくさん咲きます

まだ肌寒い春先からテカテカした青々とした芽を出します

葉が大きいので目を引きます

夏が近づくと、茎を伸ばして花を咲かせます

開き切っていないような薄緑色のなんとも言えない花です

群落を作ってたくさん咲きます

秋になると成熟した株では地下で球根を太らせ、地上部では種を作ります

パックンフラワーのような実です

実の中にはたくさんのタネが収納されていて、風が吹くとサラサラと落ちてきます

風があればよく飛びそうです

このひとつひとつが発芽します

ウバユリは5〜6年かかって成長し、最後の年に花が咲いて種を作ります

その株はそれで一生を終えます

そして株の周りに新しい鱗茎を作ります

百合根です

 

百合根は食べられると聞いて、掘り出しました

小さな鱗茎が付いていました

ほんのわずかしか採れませんでしたが、

百合根といえば茶碗蒸し

作ってみました

味わえるほどなかったけど

なかなか美味しかったです

ホクホク甘味もあり、食感もしっかりありました

芯はエグ味が残るので、鱗茎だけを使いました

新芽もいただけるそうです