ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

義母の涙

 

 

食い下がるように葬儀に出たがっていた義母

ちょっとしたタイミングのズレで来れませんでした

何度も電話してきて謝る義母

 

「行きたかったんやけどね、ごめんね どうしても〇〇(息子)が連れて行けんって言うてね」

「〇〇さんの都合もあるから 母は四十九日までうちにいますから いつでもいいんですよ」

と何度も繰り返して言いました

 

今日雨の降る中、次男夫婦とやってきました

 

線香に火を灯して、手を合わせ

「遅れてすみません いつも〇〇(わたし)さんに世話をしてもろうて、本当に申し訳なくて 会いにも行きださんですみません」と涙を拭く義母

 

そうか 母に謝りたかったんだ 

それで現世の遺体のあるうちに謝りたかったんだ

そんなふうに思ってたんだ

涙を流すお義母さんが可愛らしく思えたのでした

 

ムスコ3が買ってきたオロナミンCとパチモン