ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

マスク縫製工場

 

朝早くから元職場から、「連休までにマスクを作りたいので、助けてくれないですか」と電話あり、人助けに参加する。

わたしが以前勤めていた社会福祉法人の、デイサービスのご利用者様はマスクを持たない方が多いらしく、全員に布マスクを配布するのだそうだ。2枚ずつ。デイサービスは2つあるので650枚製作する。

 

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かわいい柄のプリーツマスクで、ゴムひももガーゼも最近は売っているところを見なくなったのに、しっかり確保していた。アクティビティでいつも利用している手芸店と懇意にしていたので、倉庫から探し出してくださったそう。こういう時にふだんのつきあい方の評価が出てくる。

ボランティアの他にも、施設長自らや、事務所の方々、デイサービスのスタッフも勤務の合間に抜けてみんな総出で作っていく。さながら学徒動員、縫製工場の様相になっていた。

 

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皆さんマスク付けて来てくださいね

 

スチームアイロンで、切り出したガーゼと布のプリーツ部分のプレスをしていく。ミシンでゴムを挟み込んで縫う。opp袋に入れていく。お店で売ってるのみたいに綺麗にできた。

いろいろとあった職場だったが、必要で声をかけてくれたのは嬉しかったし、自分も誰かの助けになったことが、単純に嬉しかった日であった。

でも、以前と違うのは、自分のためにやった、自分が楽しむために参加したことだ。もう、誰かを喜ばせようとかはない。

明日も行ってきます。