ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

墓仕舞い

 

 

昨日久しぶりに実家のそばまで行ってきたのですが、

実家自体は今月売却が決まり、手続きを待つばかりになりました

そうなると、この町に用事があるのは、お墓参りだけになります

なんとも空虚な気分になりました

 

そのお墓もなかなか参拝できず、

昨日はお墓の周りにたくさん生えていた草抜きから始まりました

霊園は車がないと行けないところです

 

父が喜んで購入したお墓でしたがこの先誰も入る人もおらず、またわたしの後は世話をしてくれる人もいません

霊園は広大な森を切り拓いて作られています

薄情ですが、霊園管理者に墓仕舞いについて聞いてきました

お墓を片付けるのに約45万円

骨壷を永代供養してくれる納骨棚の利用が、1柱について25万円

うちの場合全部で大体135万円かかるそうです

 

本家のお墓はどうなっているんだろうと昔叔母に聞いたら、

大分の田舎でほったらかしになっているそうです

(叔母が毎年、近くに住む旧来の友人に掃除をお願いしている)

実家の父兄弟は嫁同士があまり仲良くなくて、入っているお墓が各自バラバラです

多分一緒に入りたがらないよね

 

そうなると霊園の合祀墓に入っていただくしかないです

 

霊園管理者が

「こちらに来れないのであれば墓だけ片付けて、残ったお骨を散骨する方法もあります」

と提案してくれました

 

散骨

今流行りの

 

わたしは自分自身はそれにしてほしいと思ってるけど、

散骨は極端な言い方だと捨てるに近い行為

両親はどう思うだろう

絶対怒りそうです

 

お墓に縛られるのも嫌だけど、先祖に会えるところがないと言うのもどうなんだろう

誰も会いに来なくなるけど、散骨より両親には合祀墓かな