ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

みため

 

今朝いつものウォーキング

久々に青空

すこし夏らしい入道雲みたいなのも見える

クマゼミも鳴きはじめた

 

いつものように金比羅山の頂の金比羅神社を目指す

入り口で、手足を入念に回しているおじいさんがいた

上背もあまりなく、少し猫背になりつつあるおじいさんで、線の細さから歳の感じ70代後半、後期高齢者かなとなんとなく見ていた

 

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今日のブログネタをなんにしようかな〜と、夕ご飯の献立のような感じで、ない引き出しを開けて奥の綿埃をさらったりしながら、ぼんやり歩いていた

ふと一緒にスタートしたおじいさんが見当たらない

あれ?と探したら、50m先をスタスタと歩いていらっしゃる

もうこんなに差がついたの?

両腕をプラ〜ンプラ〜ンと前後させながら、飄々と歩いていく

 

人は見かけによらないとはこのことだ

見た目ですっかり年寄り扱いしていたが、とんでもないアスリートだ

わたしも追いつこうと歩けど歩けど追いつかない

 

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よく見てみると、手拭いねじり鉢巻ではあるが、短パンの下にスパッツを履いている

靴下だって、かかとまでのスニーカー用の靴下だ

やり込んでいる アスリートじゃん

 

途中、常連さんらしき年配の男2人連れが、

「おはようございます 今は2回目?」

と聞いている 2回目!

じゃあ麓で会ったのは、一回登って降りてきた後のこと?

「あの方、毎日3回上り下りしているんですよ」

と相方と話している

3回往復!

 

申し訳ありません

すっかり見くびっておりました

失礼いたしました

 

山頂の神社で彼をしっかりと見たかったので、後を必死で追いかけた

結構近くまで来たので先回りして神社に入った

神様に手を合せ、給水して待っていたが一向に現れない

あれれ?

 

彼は、神社の手前で折り返して、休む間もなく下山されたのだった

まさにアスリートじゃん

 

人を見た目で判断してはいけないと、長く教訓として知っていたはずなのに、またやってしまった

また今度ぜひお会いしたい