キャンプ場に向かう途中に、炭鉱王蔵内家の旧居がありました
この辺りは炭鉱で繁栄した名士がたくさんいます
その栄華を垣間見たくなりました
蔵内家は3代、明治から大正にかけて炭鉱王として繁栄し、大邸宅を造営しています
増築に増築をして少し迷路のような2階建ての木造住宅です
お部屋はどれも素晴らしいものでしたので、
ちょっと違った視点からセレブの生活を眺めてみようと思います
もうひとつ
素晴らしい模様を見ました
江戸時代、オランダから輸入されました
金唐革と言って、
革に金属箔を貼って文様を掘った型でプレスした工芸品で、
馬具や刀の柄に利用されていました
明治時代、革の代わりに紙で製作して、
ウィーン万博で「金唐革紙(きんからかわし)」として出品したところ、
好評を博し輸出されるようになりました
しかし国会議事堂の壁面を最後に衰退、現在は技術も途絶えてしまいました
大変手の込んだ技術と文様で、素晴らしかったです
それにしても
どうして足を投げ出しているの?
疑問に思って写真を撮っていたら、高齢の女性が
「足がお悪いんじゃないの?」
と気の毒そうにおっしゃっていましたw