ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

義母のお見舞い

義母のお見舞いに行ってきた。

って言っても検査入院であるから、わりかし元気?と思って訪ねたら、24時間心電図を取るための機械を付けていて、カテーテル検査のためのライン採りの点滴も延びており、心細そうにベッドに横になっている義母を見て、ちょっと深刻な病人みたいでびっくりしてしまった。

 

「ご飯抜きなの」との事。なるほどお腹空いてるのね。検査のためとはいえ辛いよね。

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部屋は4人部屋、義母と似たような状況の高齢女性がそれぞれ大人しくベッドに寝ています。

 

良き嫁を演じるべくいそいそと、お見舞いのおまんじゅうを配るわたし。「よかったら、どうぞ〜」すると、皆さん嬉しそうに、「あら〜、嬉しい。こういうのはすぐわたし食べちゃうのよ」と包みを破りはじめます。今日入院したばかりと聞くその女性はもうすっかり病院に馴染んでいる。他の方もそれぞれお礼を言ってくださる。静かな病室に和やかな空気が流れます。

 

女ってほんとコミュニケーション上手というか、環境に順応しやすいというか。病気なんか二の次。今、この場所をいかに気持ちよく過ごせるように努力を惜しまない。笑顔を忘れない。年の功といえばそうだけど、そうゆうの好きです。お婆さん万歳。