ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

植生調査

 

今日はボランティアを行っている緑地の植物調査だった

素晴らしい晴天で、気温もぐんぐん上がっていく

緊急事態宣言解除となって初めての日曜日ということもあって、人出も多い

 

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みんな外に出たかった

 

エリアに分けて、植物の生育状況や希少植物の確認など、6人で手分けして調べていく

春から夏へ変わっていく頃で、生育も旺盛だ

秋に花が咲く植物も順調に伸びている

この緑地に来て、植物のいろんなことを学んでいる

名前はもちろん由来や特徴など、季節をまたいでその生育を追っていくのは

大変興味深かった

公園などと違って、自然のままに保全しているので可能なのだと思う

いつも新しい発見に驚かされて、もっともっと知りたいことでいっぱいだ

 

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めずらしい白あざみ



先輩方は、もうお年でなかなか名前を思い出せなくて

「これはあれよ」「そうよねあれね なんだっけ出てこん」と悔しそう

それでもわいわい楽しく、暑さでくたくたになりながら、調べた

 

3月に植生調査で、木の伐採を行った場所に再び行ってきた

2ヶ月経ったのだが、もう新しい芽吹きがあちこちに見えた

 

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日当たりが良くなり、次々と木の赤ちゃんが・・

 

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トトロに出てくる木の芽みたいにかわいい


太陽が当たることで、それまで地中に埋まっていた木の実が芽吹いているのだ

普通なら草が生えるのではと思うのだが、草の種子は長い間日陰で生えていないのでタネそのものがないのだそうだ

だから、先に木の実が芽吹いているということで、感心した

 

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切り株からも新しい命が

 

久しぶりに気持ちのよい疲労感で、木陰で涼しくお弁当を食べていると、あちこちからカラスがやってきて、カアカアうるさい

よく見ると、巣立ちしたヒナたちが兄弟で来ているのか、じっとこちらを見ている

アンタたちには あげないよ

そうそう鹿が出たそうだったが、人間が来るようになって何処かに行ってしまったそうな

よかったような、もう一回会いたかったような