ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

第2回イオンSATOYAMAフォーラム

 

イオン環境財団が支援している

大学や自治体からの報告会です

2回目は里山の再生や保全、利活用についてでした

オンラインで参加してみました

 

宮崎県綾町

ここの話を聞いてみたかった

 

照葉樹林都市、有機農業の町として

町自体が里山を意識して取り組んでいる有名な町です

 

1967年林野庁による照葉樹林伐採を拒否して以後、

保護運動を開始しています

 

フォーラムでは

綾町の歩みと

日向夏の栽培から、受粉のためのニホンミツバチの飼育など

紆余曲折の奮闘ぶりが報告されました

 

行政だけでは厳しく

ユネスコエコパークとして認定されたり

企業からの協力も力となり

大学など多方面からのアプローチで

経済的に継続できていると話していました

 

 

いろんな里山活動報告がありました

 

緑地と重なる気がしたのは

Z世代の団体から

Z世代が里山保全を考えたらという話で

ボランティアではもう人は集まらないという事でした

彼らはそういう部分ではもう繋がらないと

何か魅力的な利益となる形がないと動かないという事です

 

他にも

東日本大震災の被災者を支援している団体も

津波後の造成地には、一律に宅地化するのではなく

その土地が持つ特性(植物、動物、昆虫など)を意識したベースを造らなくてはいけない

その上に人間の生活があるのだという認識が必要

 

植樹や花の種苗を植えるのも、

以前その土地にあったものにしなければならない

でないと、人も戻ってこない

そういう事を考えながら行うべきと言っていました

 

里山は日本だけじゃなくて、世界にたくさんあるという話もあり

聞きながら、森とのつながりを大切していかないと

人間終わっちゃう

 

 

もう遅いか?と思うのでした