もりの観察会で話すスギの話をまとめ、下書き
スギはヒノキ科常緑高木の針葉樹で
屋久杉が有名
日本固有種で、日本自生の木では最も多くなる

スギという名前は
まっすぐに育つ、スグ スグキ マッスグからなると言われている(諸説あり)
今年は花粉の飛散が大変多い
すでに始まっている
福岡では前年比約270%
前年の夏が長くまた高温だったので、雄花の生育が長く続いた
晴れた風の強い日
成熟した雄花は硬い鱗片という鱗状の包みから
風に揺すられて花粉を飛ばす

一つの鱗片から40万個の花粉が飛び出す
風媒花と呼ばれる風を使って花粉を飛ばす植物で
確実な虫と違って受粉効率が悪いから、ものすごい数の花粉を飛ばす
また雄花と雌花に分かれている植物は、自家受粉できないので
雌花より先んじてより遠くに花粉を飛ばす
遅れて枝先にある雌花が開いて、花粉をキャッチして受粉する
秋には雌花の中で種ができる

そもそも日本の国土の40%は人工林で、その7割がスギやヒノキ
戦中戦後物資不足から過剰な伐採を行い、森林が荒廃
成長が早くて加工しやすいスギは建材として過剰に植林が行われた
それは生態系にそぐわない単一樹種の森
しかし安価な輸入材に押されて、林業は衰退し放置林となる
確かにスギを伐採すれば花粉は飛ばなくなるが、
森には水害を防いだり、山地の崩壊を防ぐ役割があるため
実は、計画的な森林管理と長い時間がかかる
健全な森林に戻すには、林業の振興が必要で
間伐や主伐など適切な森林管理を行い、
広葉樹を含めた複層林へ転換していくことが重要
つくづく思うけど
日本の里山というものは
サスティナブルな活動だということです
もっと短い話にしなくちゃね