ずいぶん前に「超低山散歩」の話をした
ような気がする
近所の標高200m以下の山に登る小さなハイキングだ
あれはまだ続いている
夏はあまりに暑くて中断していた
好天が続いているので、思い立ってちょこっと行ってきた
今日は車で40分ほどのところにある植物園の山頂広場を目標に行ってみた
標高111m
植物園の中に小高い山があり、そこからの眺めがよいらしい
たくさんの種類の植物が自然な形で配置されている
植物を見るのが楽しくて歩く目的はどうでもよくなってくる
ただ山頂広場へは結構急な階段を400段近く登らなくてはならなくて、息が切れた
石蕗の群生が長く続き、黄色い花がちらほら咲き始めていた
他に入場者はいなくて、貸切かな〜と思ったら、山頂で草木の手入れのおじさんが3人ベンチに座っておしゃべりしていた
息をぜいぜいさせながら近づくと、お疲れさんと声をかけてきた
山頂からの眺めは思った通り素晴らしいものだった
おじさんから「あそこにうっすら見えるのが、国東半島だよ こっちには由布岳が見えるよ」と教えてくれた
ほんと大分県が見える 近くに感じた
鳥の声を聞いたり、植物をみたり、誰もいないので座り込んでじっくり観察する
名前だけ聞いていて実物を見たのは初めての野草に会えたり、退屈しなかった
ハッと気づけばもう夕方4時を回っており、慌てて退園する
太陽が低くなりつつあり、夕日が眩しくて車の運転が難しい これも季節を感じることのひとつだなぁと思いながら家に帰った