昨日楽しく無駄な時間を過ごさせてもらったサーカス団を見てから、ちょっと考えることになりました
ちょうど読んでいた本の影響もあると思う
2020年本屋大賞受賞作
仕事を辞めて猫を飼い始めて3年になりました
サーカス団が役に立たないことについてや無駄に過ごす時間について語りかけていました
わたしは仕事を辞める時、誰の役にも立たない、誰の期待にも応えない、思ったことをするだけにしようと決心していましたが、3年経って時として苦しいことでもあるんだなと気づきました
世間的な常識と言われる付き合いとの遮断、助けを求めてきたり、期待されようとしているのを断る勇気、空気のような存在であること
なかなかしんどい時もあります
そんな時でも師匠である猫たちはわたしの苦しみなど意にも介さず、ただ目の前の時を過ごしています
修行が足りんぞ と
読んでいた本も、役に立たない 理解されない 孤立感 孤独感 そういったセンテンスが全編にわたって並んでいました
それでも空気を吸って吐いて、生きている
本の主人公は最後伴走者を得ていたのでまだ救われていますが
存在するだけ そんなんでもいいでしょ?
猫が言いそうです
「誰に許しを請うているの?」