昔、文通していた女の子と会おうよとなった時、実はわたしは障害者だと告白されたことがありました
同じ環境の高校生だと思っていたのに、彼女の学生生活は全部NHKの通信講座でした
何も知らずに当たり前の女子高生トークを繰り広げていたわたしはとても恥ずかしくまた後悔したことを思い出します
彼女は賢く明るい子でしたが、わたしは車椅子を押すのも初めてだし、手も足もほとんどないのを凝視しないように変な作り笑いばかりしていました
緊張からギクシャクして気を使いまくって暗い雰囲気にならないように、ものすごい饒舌になっていきました
今思えば彼女に申し訳なく思います
きっと彼女も会った事を後悔していたかもしれません
その後は自然と手紙のやりとりも減っていき、いつの間にか消滅してしまいました(何を話したらいいのか分からなくなって これも後悔)
別にありのままでよかったのに、気を使うばかりで疲れていました
あの頃に戻れたら、もう少し大人な自分でお会いしたかったなと思う苦い思い出です