今日はこどもの日 端午の節句ですね
子どもたちが小さい頃は鯉のぼりを立てたり、柏餅を食べたりしたものでした
そしてお風呂は菖蒲の葉によもぎを添えて入れていました
菖蒲の花といえば、黄色のあやめのような花を思い浮かべていましたが、緑地に来て実は菖蒲の花は大変地味だと知りました
菖蒲はサトイモ科の植物で、古代中国からやってきました
梅雨時期は災厄や病気が流行りやすく、香りのつよい菖蒲で邪気を払うために屋根に乗せたり、衣類につけたり、お風呂に入れたりしてして清めたのです
それが、武家社会になり男子がたくましく成長することを願う行事になっていきました
端午の節句といえば菖蒲には花が咲いていますが、あれは花菖蒲という植物であり本来の菖蒲とは全く違い、花の美しさから菖蒲より有名になってしまいました
葉の香りを嗅ぐとその違いがよくわかります