今年最初の植生調査に行ってきた
とても暖かく、2月とは思えない
さっそくポカポカ陽気のなか、植物班でのんびり出発
この日は付近の高圧電線の付け替え工事で停電のため臨時休園になっていた
まだ枯れた植物が寒々しい誰もいない静かな緑地を歩く
「オオイヌノフグリ、花咲いている」
「ホトケノザも開花している」
すぐに声が上がった
ナズナやタネツケバナ、ムラサキサギゴケ、シロバナタンポポ オドリコソウ
記録するわたしは大忙しだ
枯れた草の合間から、小さいながら春の草花が顔を出している
嬉しくてだんだんわたしも元気が出てきた
春は確実にそばにきている
日のあたる暖かい小枝には、ミヤマホウジロやジョウビタキ、シジュウカラなどが群れて遊んでいる 可愛らしい
植物班のメンバーのたわいない会話の中に、時代を感じる言葉が出てきて笑ってしまう
(「愚連隊かと思ったよ」と発言 愚連隊なんてワード何十年ぶりかで聞いた)
楽しいままにあっという間に時は過ぎた
もうすでに春は来ている