緊急事態宣言が発令されているのに、県を跨いで芝居を見に行って来た
だって、チケットは宣言前に購入してたし、返金はできないっていうし、行くしかないじゃない
藤原竜也主演の「てにあまる」
演出と出演に大好きな柄本明が出るからとちょっと遠い劇場だったけど
家からがんばって車で行った
往復4時間
ちょっと遠かった
それでもこういう文化に飢えていた
最後にイベントに行ったのは、昨年の2月
そろそろヤバいな感が出てきつつある頃だった
マスクをつけて、濃密な密のぎゅうぎゅう詰めの専用バスに乗って、ドームで開催されたPerfumeのライブに行ったのだった
当時はまだみんなマスクもつけず、若い子たちがわいわいお喋りしていた
あのライブを最後に2020年は全く行く機会がなかった
今回は感染者が下火になってきたのかなって感じの秋頃にチケット発売され、観たいなって思った久しぶりの芝居だった
何とか時間前に到着
だらだら入場者の列が伸びている
ソーシャルディスタンスもない
チケットは係員に見せて、自分で千切る 手を消毒したら入場できる
1席ごとに間が空いているのかな〜なんて想像していたが、しっかり全部席を使っていた
密じゃん 思いっきり 空席が目立つ やはりなかなか売れないかもね
席に着いたら、お喋りしないでって注意書きにあったけど、そりゃ無理よね
みなさんざわざわお喋りしている
これじゃいつもと変わんない
マスクはしてるけど
お芝居は久しぶりだったので、やはりライブ感が嬉しかった
芝居は映像じゃつまんない
カーテンコールもあっさり終わって、係員の誘導で2列ずつ退席する
仕方ないけど、スタンディングオベーションとか、度重なるカーテンコールもない
「このような状況下でご来場くださり、ありがとうございました」
の言葉に会場から拍手が起こっていた
演劇関係は大変厳しい状況だと思う
今は大変だけど、必ず必ず復活して、面白いお芝居が爆発してくれると楽しみにしている