ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

ソロキャンプの朝

 

山の上の気温はやはり下界と違って、かなり低い

管理人さんに毛布やマットを借りておいてよかった

それでもかなり冷え込んで夜中何度か目が覚めた

友人に「首回りを暖かくしないとダメ」と聞かされていたので、スヌードとレッグウオーマーを持参していた

役に立った

頭まですっぽりシュラフをかぶってミノムシ状態で寝た

ぼうぼうという風の音に耳を傾けながら、眠った

 

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朝、トイレに行くと左太ももが痛い

あれ?なんかしたっけ?

そうだった

最初キャンプ場に入った時、荷物を運んでいて転がる石を踏んで転んだのだった 久しぶりの転倒だった

膝をついた時太腿も捻っていたらしい

それにしても今頃痛くなるなんて、トシだな

 

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朝ごはん

いててと階段を降りてトイレに行き、火を起こして朝食を作る

緑地にもらった薪は全て使った

キャンプでの必要量が大体分かった

 

6時には明るくなってきて、ヒヨドリヤマガラの鳴き声、キツツキのドラミングが聞こえる

パチパチと木が燃えるなか、暖かい飲み物を飲む

ああ、いいなあ

またぼーっと火をつつきながらのんびりした

 

キャンプ場に管理人がいると何かと助かることがわかった

安心だし、困った時は助けてもらえるし、焚き火の火が十分に消えてなくても後を任せることができる

ゴミまで捨ててくれた

「また来ますね!」

「今度はお友達も一緒にどうぞ』

 

テントも杉の木のおかげで朝露もなく、拭き上げることなく畳んで片付けた

60歳目前のおばさんひとりキャンプ

若かったらキャンプで寝起きでも絵になるけど、ぼさぼさ頭のよろよろおばさんが野営していたらなんだかみすぼらし感が出ているかも

でも生まれて初めてのソロキャンプをした

見ている方は気の毒に見えるかもしれないけど、本人は楽しかったよ

 

家に帰ったら、思った通りネコたちは、怒りなのか喜びなのかわからないけど、ものすごいコーフン状態で部屋中を駆け回り飛び回った

ちょっと玄関の方へ行っただけでもタタターっと2匹ともついてくる

「もう逃さないからね』って言ってるみたい

f:id:hitori-jikan:20201015081755j:image安心したよりみち

 

なでなでしたり、ご褒美のご飯をあげたりしていたら、だんだんと落ち着いてきてそれぞれ好きな場所で寝るようになった

 

ごめん、きっとまた行くかも

よろしくね