ひとりのじかん

ひとりのじかんを楽しく大切にして

なにもしない

 

なにもしない日が苦しい

 

晴天で何の用事もない日があると、どうしてか落ち着かない

「何かしなければいけない」からまだ逃れられないのか

のんびりできる理由探しをしている

 

f:id:hitori-jikan:20200624163941j:image寝ている

 

仕事をしていた時、基本フリーな仕事だった

決まった仕事というものは少なく、仕事がない日もあった

聞いているとよさげに聞こえるが、案外これがくせ者だ

ハタからは遊んでいるように見えたり、上司は何をしているのかわからなくて「動いてない」と誤解を招いていた  

 

もちろん忙しい時はある 忙しい時のほうが多い

それだけに、ヒマになった時どうしたらいいのか分からなくなる

 

なんとなく忙しく動くようにした

忙しくしてと仕事を次々と入れ、落ち着かなくなった

 

f:id:hitori-jikan:20200624164042j:imageただ寝ている

 

今思えば、仕事がないなら帰ればよかったのだ

残業いっぱいしてるんだし、終業までいる必要がなかった

ただそれを上司に言ったら、まず間違いなく他部署のヘルプに行かされただろうな

あの上司に、業務の垣根はない

 

ヒマにならないように、忙しくしているポーズを続けていた

 

f:id:hitori-jikan:20200624164158j:imageぐっすり寝ている

 

今でもヒマになると、落ち着かない

何かして今日はこれを頑張ったって思えれば、安心する

 

 

忙しい仕事は、ほとんどが新しい企画で、緊張を伴うものだった

上司のギリギリまで動かない姿勢だったり、突然の変更だったりを対応するのに大変疲れた

そして、もちろん失敗は許されない できて当たり前なのだ

上司は、わたしを完璧すぎる、マジメすぎるというが、笑顔でそう言いつつ、責任はわたしだ

 

今でも、用事が立て込んでくると、緊張感に囚われて頭がいっぱいになってしまう

ささいな約束や、出かける予定程度で緊張して考えがまとまらなくなる

これは、分散させたり、断ったり(これも苦しい作業)してなんとか逃れている

 

f:id:hitori-jikan:20200624164244j:imageそして寝ている

 

なにもしないでいることがどうしてできなくなったんだろう

すっかりよくなった気がしていたが、まだ引きずっている

何もしなくてもいいんだという、のんびりできる気持ちがほしい