熊谷守一が好き
初めて彼の絵を見たのは、この土地に彼の展覧会で来た時だ
シンプルなタッチでひと目で好きになった
どうしたらこんな風に描けるんだろうと驚いたし、笑いさえ出てしまった なんともユーモラスである はっきり言ってタイトルなかったらわからないかも
本人もかなり変わった方だったようで、30年間家の外に出ることはなかった
仙人のような画家と言われる
観察眼が素晴らしく、シンプルながらも生き物の形をきちんと捉えている
タイトルないと凡人にはわからないけど(笑)
描いた絵のほとんどが自宅の庭に生息している生き物だった
そんな熊谷守一であるが、サインもかわいい
彼の晩年を綴った映画も一昨年公開されている
「モリのいる場所」
あの樹木希林さんがモリカズの妻を演じていた モリカズ役は山崎努さんだ
リアルな熊谷家の様子が伺えておもしろかった
わたしはモリカズに憧れている
彼のような生き方をしたい、あのように過ごせたら、と羨ましくて仕方ない
NHKの「ネコメンタリー 猫も杓子も」に出てくる作家さんのおうちも緑に囲まれる庭があったりして、猫が寛いでいるのを見ると羨ましく思う
ターシャ・デューダーさんも憧れの人だ
わたしの憧れの気持ちは、いつまでもモリカズさんに魅了され続けるだろう